新型イチゴ選果機の導入で
家族の時間が持てました

イチゴ部会部会長　板橋健一様

イチゴ農家の悩みは何と言っても、ハウスでの収穫と管理作業、自宅での選果・箱詰め、そして翌シーズンの苗の管理を同時に行わなければならないことです。ご存知のように、イチゴは傷みも早く、置いておくことができないので、収穫に追われ、その日の夜遅くまで選果・箱詰めをするということも珍しくはありませんでした。そんな中、管理作業ができず、イチゴの品質が落ちるということや、何より家族の時間を持つことができないということがありました。中には、あまりの忙しさに身体を壊す生産者もいました。

選果機導入後は収穫と管理作業に専念できるので、イチゴの品質・収量が上がりました。また、カメラ・糖度計付きの選果機を通すことで、等級・規格が統一されるので市場からの信頼もさらに得られるようになったと感じています。

そして、何より家族の時間が持てるようになったということが大きく、自分の子供が後を継ぎたいと思えるような姿を見せ、産地の発展につなげたいと思っています。