JA新おたる(新おたる農業協同組合)
一台で7品種12銘柄の選果に対応
光センサー全量測定の最先端ミニトマト選果機
代表理事組合長 森一義様
JA新おたるのミニトマト栽培は、各市町村等の支援により栽培面積拡大に向けた農業用ハウス施設導入が計画的に行われ、栽培当初より厳しい品質、選果基準を設け消費者及び量販店等のニーズを確認しながら生産努力を続け、北海道産ミニトマトのトップブランド産地として牽引しています。
しかし、ミニトマト栽培は定植、管理、収穫、選別作業が全て手作業で行われ、機械化でのコスト削減に向けた対応は非常に難しく、また品種構成も色、形状など多品種栽培へと大きく変動しています。
選果機導入前は、出荷されるミニトマトの殆どが生産者による個別選果で、それに係るコスト(労働力不足・人件費)が大きな課題となり、栽培規模拡大により個別選果作業が深夜におよぶ状況となっていました。
イタマーズ式選果機導入後は、中玉、ミニトマト丸玉、ミニトマトロケット玉の7品種12銘柄の選果基準に基づき、最先端の内外部センサーにて全玉測定しています。重量測定、糖度測定、軟果障害測定、全体色測定、外観障害測定、へた測定等に対応し、等級・規格判別できる機能を備えた全国でも類のない選果機を利用することで、規模拡大やブランドイメージの更なる向上を図ります。JAと生産者が一体となり、販売額50億円を目指して取り組んでいます。